2013年3月7日木曜日

大戸沢岳、山スキー

大戸沢岳へ山スキーに行って来ました!I隊長と一緒ですっ。
とても暖かい日でした。私達が車でスノーシェードをくぐって向う側に着いた時、車4台分ほどのパーティーが準備を終えて出発する所でした。私達も少し先の駐車スペースに車を停めて出発しました。7時半。


登り~昼
スノーシェードの上横を歩いて下大戸沢へ出るとそこに小山がありました。「何だろう?こんなのいつも無いよね?」と話しましたが、気にも留めずに1386の尾根に取りつきました。尾根は締まっていてシールもアイゼンも良く効き登り易かった。

いつも東北東尾根にこだわるI隊長ですが、今日は山頂を目指したいか聞くと、三つ岩岳の山腹を眺めながら『今日は嫌な予感がするから東北東尾根にはこだわらない。森林限界位まで行ければ良い。』と言います。ちょっとホッとしました~。

露美にしては順調なペースで1386に9時半過ぎ。1553手前の斜面がガリガリで滑る時が思いやられながら登り、露美「次のピークでリタイアかも~」などと根をあげながら歩きました。1553で10時半過ぎ。そこからペースを落として歩いたら森林限界に届きました。12時。

やはりと言うか、I隊長。ここで山頂を目指したくなってしまいました~(^∇^;)。ここまで露美のゆっくりペースに合わせてくれていましたが、『ちょっと山頂へ行って来る』とペースを上げます。

露美も山頂から滑って来る隊長が見える傾斜の肩まで登ろうと、ゆっくり隊長の踏み跡を辿りました。しかし、風が強くなってきたのでリタイア。途中でシールを剥して風の当らない所(隊長と待合せの森林限界)まで下りる事にしました。

待ち合わせ場所。↓


写真など撮りながらゆっくり下りました。




雪は重いけどモナカじゃ無い良い雪でしたっ♪


お昼は恒例の”のしおにぎり”ですヾ(^∇^;)。
銀パックに入れて背負っていますがいつもこうなる~。


尾根滑り
お昼を食べ終わった頃、隊長が降りて来ました~。


山頂はサラサラパウダーだったそうです!


記念撮影を撮り合いながら滑りだしました♪


ノリノリの隊長の滑りをご覧くださいっ。隊長がカメラを手に持って撮っています!良く滑りながら酔わない動画を撮れますね~。


さて、先行パーティーは1553をトラバースしたかに見えましたが、桑場小沢へ滑り込んだようです。私達はどうするか話し合いました。隊長は桑場小沢へ滑り込むのが好きです。露美は滑り込が急斜面でその後ダラダラ沢の中を単調に滑るので今一好きになれない。隊長に「尾根を滑って1386北面を行く方が変化に富んでいて楽しい」と主張。『沢に滑り込むのに反対する理由は?』と聞かれたので「雪崩れてきたら逃げ場のない沢は怖い。更にかつて春スキーで下大戸沢出合い手前が割れてて登り返した事がある。そこで疲弊するのがイヤ。」結局、暗い沢の中より明るい尾根を行く事に決めました!


隊長はスノーボードなので1553の出っ張りの登り返しが大変。それで尾根をトラバース気味にツリーランしながら滑りました!先行パーティーが10人ほどトラバースしてから桑場小沢に滑りこんでいったので尾根北面の弱層テストは省略しました。登る時ガリガリだった日当たりの良い尾根上をあまり通らずに締まった少し重いサラサラ雪のブナ林をツリーランしましたっ。隊長が滑りながら露美を撮ってくれましたよ!雪は所々黄砂?で急ブレーキがかかりますが楽っし~い♪

露美、せっかくロシ・キャンプで上手になったのに、重雪・雪庇に近づかない・木にぶつからない、と気にする事が一杯あるとボーゲンに戻っちゃいます。安全第一なので実績ある滑りになってしまいましたが、もっとゲレンデ練習して習った技術の方が安全だと身体にしみ込ませないといけません。

1386北面
1386北面も締まった滑り易い雪でした。クラスともしていない。モナカでもない。


しかし、高度が下がって来ると、表面に薄い弱層が現れ始めました。スキーで雪面を切るとコロコロと雪玉が落ちて行きます。それが雪崩に育たないか暫く見送っては滑りました。隊長と交互に相手の上部を滑らないように気を付けて、でも超楽しく下ります!今日は雪が重くても良く曲がるん♪


桑場小沢と下大戸沢の出合いに出ました。すると何だか様子がおかしい?いつもの地形と違います。。。雪崩の跡だ!

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