2013年2月23日土曜日

ロシニョール・デモ・キャンプ 1日目/2日間

長野県の白馬五竜いいもりゲレンデで開催されたロシニョール・デモ・キャンプに参加して来ました!

ロシニョールのニューモデルの板を借り放題で、日本のトップ・プロ・スキーヤーのレッスンを受けられる、とってもお得な2日間のスキー・キャンプですっ。

(ここからは露美の覚書なのでスキーに興味ない人は斜めに読み飛ばして下さい)

露美、最初は履きなれた自分の板でレッスンを受けようと思っていました。でも、このキャンプに誘ってくれた先輩が『借りたからって買えなんて言われないから色々乗ってみな。』って。「それもそうだ、こんなチャンス無いな?」と思いなおして借りてみました。

麻子先生が私に薦めてくれた一番柔らかいγモデル。ロッカースキーと言う曲がり易い新しいタイプの板だそうです。露美、ロッカースキーって全然知りませんでした。帰ってから検索してみたら、体重をかけるとトップとテールが浮き上がって、ターンの前半が回り易くなるんだとか?カービングスキー以来のスキー革命なんですって!露美、時代に取り残されてる?←と思ったら、旦那が選んでくれた露美の山スキー・ゲレンデ兼用の板、微妙にロッカー入った三浦雄一郎モデルでした(^^ゞ。

昨夜は雪が降ったのかゲレンデには新雪がたっぷり♪皆さん、思い思いの板を借りて試乗していました。露美の借りた白いγ、自分の板と比べると硬い感じ。でもゲレンデで傾けると簡単に曲がりました。

10時レッスン開始っ。まずは班分けです。上級・中級の2班に分かれてのレッスンでした。露美は中級班。初日は鈴木彩乃先生ですっ。

まずは骨盤を立てる姿勢!
(リハビリでやった覚えが…)
骨盤は立てる。尻尾を立てるイメージ?そして胸は張りぎみでストンと肩の力を抜く。体幹の筋肉を使う姿勢だそうです。彩乃先生、腰を痛めてから武道家に教わった力の要らない姿勢だそうですっ。

露美はスキーで足を骨折した時『姿勢が悪いから骨折したんですよ』って、姿勢を直すリハビリをしました。その時、足の骨折なのに骨盤を立てて胸を張って腰の力を抜く練習を散々しました。体幹を使うリハビリだったんです。どうやらスキーでも同じ体幹の筋肉を使うようです!露美は反り腰で椎間板を潰した事があるので、胸を張る時に腰が反りがち。腰の力を抜いて胸を張らないとまたやるので注意が必要です。

ポジションの確認
それから骨盤を立てた状態で重心は土踏まずの上。←これまた新鮮!初めてスキーを始めた学生時代、向う脛にアザが出来る人が上手な人と言われたものです。その滑り方も悪くはないそうですが、まずはニュートラルを覚えるのが今回のレッスンの要です。膝が入って向う脛に体重がかかるとテールが流れます。踵に重心が行くとトップが流れるそうです。

確かに露美はつま先に体重を乗せすぎて深雪でトップが潜ってしまいます。だからって深雪の時、踵重心でトップを落として滑りだすとそのまま腰が引けてノーコン状態!仕方が無いので山スキーで林間な急斜面はバリバリのボーゲンで木にぶつからない様に滑っていました。それから露美は、テールが流れる滑り方しか出来ないから、春先の山スキーのモナカ雪が大の苦手!モナカ雪は板を横にずらす事が出来ないのでターンが全く入らなくなっちゃうんです~っっ。

彩乃先生から、露美の山スキー用の上り下り兼用靴は重心が前に行きやすいので、むしろ後ろ側に軽く圧を感じるのがニュートラル位置と教わりました。ただし、お尻を出してへっぴり腰にならないように気を付けなければいけません。←超苦手項目~(^^;;;

以上がポジション確認ですが、ジャンプして着地した時がこの土踏まずの真上に重心があるポジションなんですって。何回か練習した後に荒れたゲレンデを滑りましたが、凸凹があまり気にならない滑りになっててビックリしました!

山足裏の圧
ターンの前半、山足の足の裏で圧力を感じながらターンをする。(前に百沢スキー場のスキースクールで教わった”前から仕事”ってことかな?) やってみると、足で山側を押すので、怖くなく谷側へ板が向きを変えました!

露美、今まで”谷側へ飛び込む”って覚えていたのですが、それだと怖くてフォールラインを向けなかったんです。でも、”山を押す”なら、中斜面位まで怖くありませんでしたっ。まあ、すぐに上手に出来る訳じゃないのでこれから練習して身体にしみ込ませる必要がありますけどねー。でも完璧に出来なくても前と比べたら格段に滑るのが楽になりました。


一日目は青空の広がる良い天気でした。午後はβの板を借りてレッスンする事にしました。βも柔らかい板だけど、γより硬いと言うので1本だけ滑ってみました。午前の練習の効果か、特に曲がり辛くなった感じはしなかったので、そのままβでレッスン開始です。

午後はゴンドラで山頂へ向かいました。一番上のリフトから右の尾根を見たら、スキー場の隣の尾根を滑った跡がありました。白馬五竜、山スキーOKなのでしょうか?


深雪も少し
午前の最初に深雪も1本だけ滑りました!午後の2時頃だと言うのに深雪が残ってるなんて、関東や福島のゲレンデでは考えられませんね?一度グッと沈んでから浮き上がってターンをするって教わりましたが、残念ながら露美は小回り出来ず、後傾で板先浮かせてとりあえず転ばずに滑っただけでした。足の裏の圧力も忘れちゃったし、何より曲がりたい所で曲がれませんでした。うん、これじゃいつもの山スキーですね(;へ;)。

へその向き
午後は午前中教わった”骨盤立てる・ポジションは土踏まず・山足裏に圧力かける”に加えて、”おへその向きを下に向けてターンする”をやりました。露美、この辺から段々、初めてやる事が多くなって頭が追いつかなくなってきました。おへそを気にすると足の圧力を忘れてる。気が付くとへっぴりになってる。姿勢を気にするとおへそがない。何だかバラバラになっちゃったけど、とりあえず朝より、ずーっと滑り易く・曲がり易くなりました。

内足を合流させる
ゲレンデで滑ってると何気にやっている事ですが、内足を持ち上げて外足に並べているのを注意されました。外足を山側に押し出してターンするので、ターンの前半に板がハの地になっちゃうのを無意識に揃えているみたい。2本の板は自然に合流させるのを意識してターンしてみましょう。

盛りだくさんな1日目のレッスンが終わりました!露美、随分上達したように思いますっ。これが借りたロシニョールの板でだけ出来るのではないか、確認も兼ねてレッスン後に1本自分の板で滑ってみました。大丈夫っ♪特に下手になったりしないみたいです。かなり疲れていたので1本だけ滑って宿へ移動しました。

お宿は太田旅館。2・3人ずつの相部屋でした。露美はもう一人の女の子と一緒。参加者は13人位いましたが女性は2人だけでした。お風呂後、夕食はたんぱく質が沢山メニュー。運動した後には嬉しいですねっ。食事の後、今日のレッスン・ビデオを見ながら宴。上級・中級クラスともにビデオは麻子先生や彩乃先生が撮ってくれました。なんと先生方、撮りながらポイント解説もしてくれていました。このビデオ、送料込みで500円でしたが大変お得なビデオでした!家で見ていると練習したくなりますっ。

とーっても疲れていたので、夜は夢も見ずにぐっすり寝ました~。

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